
- 公開日時
- 2025/04/28 13:25
- カテゴリ
- 積雪期登山
立山残雪バックカントリー
- 場所
- 北アルプス 立山
- 日程
- 2025年4月26日 〜 2025年4月27日
- メンバー
- 塚本、河岸、桑名、金田 (他1名)
その1
両日ともに晴れ予報です。 朝4:30からのチケット売り場も30人ほど並んでいます。
各人30分交代で準備と並びをこなし、取れた乗車チケットは7:40。 始発には間に合わなかったものの室堂到着は9:00ごろと順調です。
30分ほどゆっくり準備を済ませて出発。ほぼ滑走で雷鳥沢へは10:00ごろ??到着。
テント設営、簡単な食事、諸々を済ませて11:50登坂開始。 本日の目的は雷鳥沢を登ります。 人の多い、かつ登りやすそうなルートです。
スキー人口は多く、他のPTと同じくらいのペースで上がっています。 良いスタートですがかんちゃんは初っ端から足攣り、、、水分とジェルを取って復活?笑 とはいえ、ジグを切れども急登な登りは全員の体力を削っていきます。 高度が上がるにつれ、風も冷たくなってきました。
剣御前小屋の標高差50mほど低い場所から本日のドロップになります。 良さげなバーンへトラバースします。時計は14:10、融雪と氷結を繰り返した良さげなバーンは昼を過ぎても緩むことなくハード目のがりがりモナカでした。
女性陣は固い雪とスピードに抗いながら、慎重に安全に滑降してきます。 かんちゃんは歩きとは別人の板裁きです。さすがSAJ1級の技量です。
全員久しぶりの滑走に足を小鹿にさせながらテント場へのルートを思い思いに滑っていきます。
雷鳥沢テント場へは14:50戻り。約3時間のハイキングと一瞬の滑走でした。
その2
今回はおもにテント内での備忘録
一登り、一滑り終えてテント外で休憩。 上では寒かったのにテント場へ戻ってくると防寒着も必要ないくらい穏やかな天候です。
河岸は働きアリがごとく雪壁をせっせと積み上げます。 設営時にしなかったのは雪が硬かったため、緩んだ昼過ぎにしようとの判断が功を奏しました。
テントの中ではパッキングを解放。 すぐさま夕食前の宴スタートです。
立山ビールが美味いとか好きじゃないとかで盛り上がっておりましたが、飲めない私は仲間外れです笑
夕食は食事担当の桑名さんとTさんが手際よく作ってくれました。 辛いのが苦手な桑名さん特性のチゲ鍋です笑 たっぷりの野菜とお肉でみんな満足でした。
話題は並行して、かんちゃんの荷物多すぎる問題へ、、、 結論「経験値が少ない」笑
- 用途をまとめて使えるものや使わなさそうなものは持って来ない
- 共同装備になるものは確認してPTで分担
- もっと雪山テン泊を経験して要不要の判断ができるようになる
ものが多いのは重さや容量で難儀するだけでなく、「もの迷子」になること 今回のテント内でかんちゃんが一番発した言葉は「あれ、スタッフサックがない!?」でした。 普通は一つのスタッフサックにまとめたり、取り出したものにくくりつけますが、かんちゃんはそれをことごとく無くしており、1時間に1回はなんらかの捜索するという事態になっておりました。
せっかく持ってきたおつまみチーズも朝方に見つかるという笑 オーバーおつまみや調味料セットも見直してですね笑
これも経験値。 最初は誰でもうまくいきませんが経験を重ねて上手になっていきます。 が、盛大にいじらせていただきます笑
塚本さんが悪酔いし、そそくさと寝始めると同時にみんなも就寝準備。
就寝20:30 起床は4:30でした。 外気温は-10℃でしたが特段寒さを感じることもなく快適だったようです。
朝方はお湯を沸かしてそれぞれに朝食タイムです。 出発を7:00に予定し、それぞれに身支度を始めます。
以下は気づきとして
- 6人用テントは5人まで。(6人が入れるイメージが出来ない)私の経験不足?
- 結露対策に手ぬぐいは必須。(塚本さんの手ぬぐいが活躍)
- フライとインナーテントの壁はしっかりスペースを作る(防寒・結露対策)
- 5人ならもう少し小さな鍋でも可。大きい分にはまとめて作れるから快適。
- シュラフカバーの内側の結露。生地の問題?残雪期で温かいから?ただの酔っぱらいの過剰発汗?笑
- 外における荷物は外に置く。ヘルメットやブーツ(河岸以外は中に入れた)(マットが良ければザックも外へ)
- ブーツインナーは外して冷えないよう対策。
- テントライトが3灯もあった笑
- 象足とは別に簡易のスリッパがあるとトイレや水汲みの移動も快適。