公開日時
2025/04/28 22:36
カテゴリ
ロッククライミング

雪彦山クライミング

場所
兵庫県 雪彦山
日程
2025年4月26日
メンバー
足立、石野、森

雪彦山に以前から気になっていた薫風登路というルートがあります。

温故知新の3P目途中、草付きに行かずにピッチを切ってフェイスを登るルートです。ネット上にあまり情報もなく、トポもありません。4月初めに西本会長に同ルートを登りたいと話したら、なんとルート開拓に携われた方からトポを入手していただきました。そして、核心の5.11Bのピッチはピンを目指していくと登れないというアドバイスをいただき、満を持して4月26日にようやくトライすることができました。

1P目はジャンケンで負けた足立さんがリード。私はフォローで登りましたが、それでも相変わらずヒリヒリするピッチです。2P目は確保無しで登りました。3P目は石野さんがリード。カンテを跨いで、切り立った面に出るところがいつも怖い。そして核心の4P目は志願して私がリード。しかし1ピン目から思っていた以上にかなり難しく、A0しては2-3手登って支点にクイックドローをかけて休憩。そしてまたA0しては2-3手出すの繰り返し。そして同ピッチの半分すぎくらいで、ピンチで握っていた岩が剥がれて落下――地蔵方面からは悲鳴が(精神的にかなり追い込まれていたので記憶があいまいで、実際は剥がれてなどないかもしれません...今日も何度かその瞬間が頭に浮かびました)。壁に激突しましたが、たいした痛みもなかったので、しばし休憩しまた登り、何とか終了点手前の小ハングまできました。ただ、ここの支点になかなかクイックドローをかけられず、左手を支点に伸ばしては少し届かないの繰り返し。生きた心地がしませんでした。試行錯誤の末、ようやく終了点に着いた時は心の底からほっとしました。その後、足立さんと石野さんがフォローで登ってきて3人で話し合い、残り2ピッチありましたが懸垂下降で敗退することになりました。情けない。 今回は私がかなり時間をかけたので、足立さんと石野さんには迷惑をかけてしまいました。帰路はもう懲り懲りという気持ちでいっぱいでしたが、今はトップロープで何とか練習できないだろうかという気持ちが芽生えてきました。足立さん・石野さんまた付き合ってね!

すみません、写真撮る余裕ありませんでした...