
- 公開日時
- 2025/05/06 22:38
- カテゴリ
- 積雪期登山
GW山旅9日間
- 場所
- 北アルプス 立山〜東北〜北関東
- 日程
- 2025年4月26日 〜 2025年5月3日
- メンバー
- 塚本
この度 GW 11連休だったこともあり、BCしながら百名山北関東攻めをもくろみ、以下日程で車旅に行ってまいりました。
- 4/26.27 立山BC
- 4/28 鳥海山BC
- 4/30 男体山HIKE
- 5/1 日光白根山HIKE
- 5/3 会津駒ヶ岳HIKE
立山はすでに報告ありますので、その後の山行を報告します。
4/28 鳥海山BC
4/26より鳥海ブルーラインが開通。
夜と早朝は凍結の恐れがあるため、駒止ゲートは8時から17時まで開く。
7時15分くらいにゲートに着くと、前に車が3台ほど。ゲートが開く時間にはずらりと車が後ろに並んでいた。
あまりよくわかっていなかったが、最初にみんなが車を停め始めた、地元の人曰く県境駐車場に車を停める。確かにちょうど秋田に入ったところだった。あとで、ここから登るのが正解だと教わる。
8時半出発。出だしはなかなか急な登り。でも滑るのは楽しそうなバーン。よく鳥海にBC来ているという人が途中まで案内してくれる。 26.27と天候が良くなかったため、ほぼ上まで登っている人はいない。
人気のBCエリアでたくさんの人が登り始めていたけれど、エリアが広いのであっという間にみんなばらける。笙ガ岳に滑りに行く人も多そうだった。かなりきつい傾斜で上級者向けと思われる。
今年は雪が多いので、雪の重みで亀裂が入っているところが多いから気を付けてと言われる。言われてみたらあちこちにクラックが見られる。
案内してくれた人は御浜小屋より鳥海湖にドロップするというので、山頂を目指す私は小屋のところで別れる。扇子森のあたりでソロの女性とすれ違う。千蛇谷を滑ろうと向かったが、風が強いのと夕方天気が崩れる予報なのでやはり引き返すとのこと。防風の中しばし立ち話をしながら少し考えたが、立山と比べると風もそんなに冷たくないし、ひとまず行けるところまで時間を決めて行ってみようと先に進む。
扇子森を超えたところで雪が途切れるので一旦板を脱いで歩く。再び板を履くところでまた一組すれ違う。その人たちも千蛇谷を滑ろうと思ったが、16時から雨予報なので引き返すことにしたと言う。そこでも少し迷うけれど、もう少しだけ行ってみようと先に進む。 七五三掛のあたりだろうか、そのあたりで、踏み跡がなくなり、どこからどう行くのが正解かわからずウロウロしながら、歩いていると、大きな亀裂が2つ入っていて、なんとなく危なそうだと思い、引き返すことに決めた。天気が良くなってきて風も弱まっていたから残念だなと思うけれど、12時半をもう回っていたので仕方がない。山頂は踏めなかったが、鳥海山は眺めるだけでも要塞のような迫力のある山でかっこよかった。また山頂を踏みに来よう。
引き返しのところで一本沢を少し間違って滑り、再度登り返す。こういうことがあるからスキーは早めに切り上げないといけないなと思った。
御浜小屋を過ぎて少し登り返したあたりから、ようやく滑り始める。海へめがけて広いバーンを滑るのが気持ちいい。下りはあっという間だった。下山14時50分。 車に乗って走りだし、街に出るころにパラパラ雨が降り出した。引き返しのタイミングはばっちりだったと満足。
鳥海山のBCはすごくよかった。今回は鉾立方面からだったけど、次回は祓川ルートも行ってみたいなと思った。また、次は会のみんなと行けたらよいなと思う。
残りの三山
あと3座は青天の素晴らしい残雪ハイクができて、とてもハッピーでした、とまとめておきます。
これにて百名山70座となりました。あと30座、山の旅はまだまだ続きます。
写真は鳥海山、敗退の地