大好きな雪彦山で事故を無くしたいだけです

雪彦山東稜に今シーズン初のクライミングに行ってきました。

メンバーは西本さん陽子さんペア、足立さん杉田ペアの4人。

足立さんとは約一年ぶりの山行。足を負傷中の足立さんのみ大曲まで車で行き、僕たち3人は西本さんの「アプローチもトレーニングや。」の言葉で、登山口から歩いてアプローチをしました。

8時、取り付き到着、登攀開始。まず西本さんリードで陽子さんがセカンドで登攀。二人ともさすがスムーズに登攀される。続いて足立さんリードで杉田セカンド。「あれ?東稜ってこんなに難しかったっけ?」と戸惑う。この日は一日中、東稜が難しく感じました。僕は馬の背だけリード、ピナクルなどに支点をとる練習をしながら登りました。その他は全て足立さんにリードしてもらいました。さすが足立さんはブランクなんてなんのその、スムーズでした。

胃腸炎で3日ほど寝込んでいて体力が落ちていたのと、なによりも冬の間に太った体でフウフウ言いながらのクライミングになりました。

下山時、鎖や工具を持って上がってくる後藤さんに遭遇。登山道整備をしに来たとのことなので4人で手伝うことに。一般登山道で去年2人滑落負傷されたというところに鎖を張る工事をしました。後藤さんの「大好きな雪彦山で事故を無くしたいだけです。」の言葉が胸に刺さりました。僕もホームグラウンド雪彦山のためにまた整備に参加したいと思いました。

ちなみにチムニー終了点の刺さったままの鉄キリ、抜こうと思ってパイレンを持って上がったのですが思った以上に食い込んでおり抜けませんでした。また後日もっとでかいパイレンを持って上がり再チャレンジします。