
- 公開日時
- 2026/08/15 21:02
- カテゴリ
- 一般登山
裏銀座を歩こう
- 場所
- 北アルプス 裏銀座
- 日程
- 2026年8月11日 〜 2026年8月12日 〜 2026年8月13日
- メンバー
- 民輪
裏銀座を歩いてきました。
山の日の8月11日から、以下の行程。
- DAY 1: 高瀬ダムから、烏帽子岳、野口五郎岳、野口五郎小屋(小屋泊)
- DAY 2: 真砂岳・水晶岳、鷲羽岳・三俣蓮華岳、双六岳、鏡平山荘(小屋泊)
- DAY 3: 大ノマ岳、笠ヶ岳、新穂高温泉駅へ
北に抜けると思われた台風15号が迷走し、進路を西に取るとのこと…。 『三千メートル峰の稜線上で、暴風雨にさらされるのは弱ったなぁー💦』 と頭を抱える私に 『ひよっていても仕方ないので、行くだけ行って考えたらぁ』 と妻の言葉。
安全第一。 風雨がきつければ、無理せず小屋で停滞すればいいと、松本行きの夜行バスに乗車しました。
DAY 1
高瀬ダムから烏帽子小屋まで、標高を1000メートル以上上げる急登に大苦戦。 手拭いが絞れるほどの大汗をかき、息絶え絶えに。 しかし稜線に出ると疲れが吹き飛ぶような絶景が待っていました。
烏帽子岳のアスレチックな岩場を楽しみ、野口五郎岳へ向かう頃、驚くほどの速さでガスが発生し視界不良に。 台風🌀が近づいている、雨が降り出す前に小屋に急ごう。 しかし急登で売り切れた足では、スピードを上げられず、いつ雨が降り出すとも知れない不安に押しつぶされそうになりながら、野口五郎小屋へ。
宿泊者は口々に台風の進路と明日の行程への不安を口にし、早々に明日は小屋で停滞を決める方もいらっしゃいました。 ニュースによれば台風は大方、今夜通り過ぎる見込み。 明日の朝の具合を確認して、停滞か、歩くかを決めようと、布団にもぐり目を閉じる。
DAY 2
暖かい味噌汁、おにぎりの朝食。美味でした。 恐れていたほどには、風も雨も強くない様子。
『もし途中、危険を感じたら、近くの山小屋で泊めてもらえばいい。 この天気でどこの小屋もキャンセルも出ているだろうから泊めてくれますよ』 という小屋の店主のアドバイスもあり、歩くことに。
真砂岳・水晶岳、鷲羽岳・三俣蓮華岳、双六岳。
名前を聞くだけでわくわくするような憧れの名峰が続く稜線を歩いているのに、ガスで眺望はなく、雑誌やYouTubeでみた景色には出会えなかった。 ただただ雨風にさらされながら登り降りを繰り返し、山頂標識に、真っ白な背景、苦笑いの自分を写真におさめる作業を淡々とこなしました。
日頃の行いが悪いのだろうか? 去年、表銀座を歩いた際も、巨大な低気圧が停滞し、ただただ苦行のように歩いた。 だから今年こそは!と計画したのに、くやしい。
それでも鏡平山荘に着く頃には天気は回復し、鏡池越しの槍ヶ岳、穂高の山々を見ることができ、機嫌を取り戻す。
DAY 3
まるでホテルのように快適で綺麗な鏡平山荘で体力は全回復。 昨日の悪天を帳消しするかのように槍の穂先から太陽が顔を出してくれた。
すれ違う人と天気が回復して本当に良かったと話した。 美しい山姿の笠ヶ岳へ伸びる稜線は、小躍りしたいほど楽しかった。
笠ヶ岳新道を下山途中も槍ヶ岳が贅沢なことに、飽きるほど姿をみせてくれた。
終わりよければ、すべてよし! 悪天候に悩まされたことも、貴重な経験。 三日間、北アルプスを堪能する山歩きができました。