Featured Image
公開日時
2026/02/14 17:52
カテゴリ
積雪期登山

2/12 北海道百名山 恵庭岳

場所
北海道 恵庭岳
日程
2026年2月14日
メンバー
塚本

ルスツから新千歳に向かうバスの途中に支笏湖を通る。山々に囲まれた綺麗なブルーの湖で、一度このあたりの山に登ってみたいなぁと思っていた。 職場に冬山装備一式持って来ているという若者がおり、誘いに乗ってくれたので、北海道百名山の一つ恵庭岳へ行くことにした。ここからは北海道三大秘湖のオコタンペ湖も見えるらしい。家を出る時はガスがかかっていて視界があまりよくなかったが、湖に近づくにつれ、晴れ間が見えた。 恵庭岳第二駐車に車を停め、オコタンペ湖に続く冬季閉鎖されている林道から入る。途中左に入り山を登るのだけれど、うっかり行きすぎてちょっとロスタイム。よく見たら登山口と書いてた。

この日は平日で他に人はいないものの、天気の良かった土日の踏み跡が残っており、最初は少し沈むくらいで概ね順調に進む。上がるにつれて風のせいか踏み跡が消えたり現れたり。踏み跡から外れると途端に足がごっそり沈む。膝上の深さ。 職場の若者は本格的な冬山は今回初めてとのこと。アイゼンもワカンもピッケルもピカピカだ。冬山の醍醐味はラッセルだ!と教え、先を譲ってあげる。最初はぎこちないラッセルだったが、アドバイスを受け進んでいくうちに次第とうまくなっていく。若者の成長を後ろで眺めながら眩しく思った。私ももっと頑張らないとな。

タイムオーバーで登頂できないかなと思っていたが、折り返し時間を告げると、火がついたのか、ラッセルのペースが上がる。せめて稜線までは出て湖が見たい。その思いで登って行く。稜線直下はかなり傾斜がきつく、ロープを握りながら登る。 折り返しタイムを少し出たが、なんとか稜線には出た。一瞬の晴れ間に支笏湖が見えた。左手に見える岩峰がカッコいいなと思った。右にすぐ届きそうなピークが見えたものだから、せっかくだからそこまで行ってみようとなった。雪稜なので雪庇など注意しなから慎重に進む。たどり着いたピークは恵庭岳の中峰だった。とりあえずピークだからまあいっかと降りてからYAMAPを見ると、なんと左手に見えていたカッコいい岩峰が実は本峰であることが発覚。ピーク間違えた、とオチがつき下山。 下りはいいペースで降りれた。下りの方が足が沈み、踏み跡がないところでは太ももまで雪に埋もれた。先人達の踏み跡に感謝し、無事林道に戻った時にはホッとした。

初めて厳冬期の北海道の山に登り思ったのは、本当に寒い。歩いててちょうどいい。ラッセルしても軽く汗ばむ程度。休憩するとすぐ冷える。雪はすごくよくて、滑りたくなる斜面に何度も出会った。スキーで来る人もいるみたいなので、またスキーでも来てみたい。 帰りの林道で、行きに出会ったオコタンペ湖でそり遊びをするんですと言ってた人たちの跡と思われるソリの跡が敷かれていた。いろんな雪の楽しみ方があるなぁと思いながら、車に戻った。

写真は恵庭岳中峰から眺める恵庭岳本峰