神戸登山研修所でのセルフレスキュー講習会

5月25日に神戸登山研修所で行われたセルフレスキュー講習会に10人が参加しました。

講習内容

講習内容は、2人がダブルーロープでの登攀中、リードクライマーが手に落石を受け墜落。 意識はしっかりしているものの、手を負傷してしまったため、自分では動けない状況という想定のもと、ビレイヤーがリードクライマーを救助するという内容で行われた。

最初に簡単なレクチャーを受けたあと、午前中は立木に支点を作り、ビレイヤーが自己脱出し自由に動けるようになるまでの動作を繰り返し練習した。

午後からは神戸登山研修所の人工壁を使い、自己脱出後に要救助者を安全な場所まで避難させるまでの一連の流れを練習した。

今回の講習の手順

1. ビレイヤーは仮固定して自己脱出
2. 要救助者の上部までクライミング
3. テラスを探し支点構築
4. フリーロープの末端を引き上げ支点に固定
5. スパイダーラペルを作り下降、要救助者をキャッチ
6. スパイダーラペルで要救助者と共に下降