
- 公開日時
- 2026/07/27 22:09
- カテゴリ
- 一般登山
2026年 夏合宿 in 穂高
- 場所
- 北アルプス 穂高岳
- 日程
- 2026年7月18日 〜 2026年7月19日 〜 2026年7月20日
- メンバー
- 西本T、田路、後藤、吉田、西本Y、上田A、武田、塚本、桑名、金田、小西、民輪、藤永、曽根
7/18〜20、岳友会 総勢14名で涸沢をベースキャンプに、武田リーダーのバリエーション班(北穂東稜・ゴジラの背)と上田リーダーの一般班に分かれて穂高を目指しました。3名の参加記です。

民輪より
平湯温泉で、自前のカミソリを忘れて、安物のカミソリで頭を剃ったところ、 カミソリ負けして頭が傷だらけになってしまった民輪です。
岳友の仲間に加えていただきはじめての、夏合宿。 少し背伸びして、武田リーダーの北穂東稜、ゴジラの背を歩くバリエーション班を志願。 かんざし岩で、垂直下降の指導をいただき、七種山で歩荷訓練をして、挑みました
朝四時、涸沢を出発時刻。 ヘッドライトをヘルメットに装着しておらず、また調整の仕方がわからず慌てていると西本会長が調整してくださいました。 定刻に、しっかりと装備を整えて歩き始めるといった基本的なことが出来ていない私。まだまだだなぁ、と反省。 一般と登山道を外れ、はじめてのバリエーションルート。 明確な道がなく、誰かが歩いた薄い踏み跡を頼りに高度を上げていく頃、モルゲンロートに染まる穂高の山々が本当に美しかった。 美しさと裏腹に、ガレ場が続き、歩き方が下手なのでしょう、慎重に足を置いているつもりがガラガラと音を立てるほどの大きな石を落とし、何度となく大声で『ラックゥー』と叫ぶことに。 革新のゴジラの背は、まさしく映画で見たゴジラの背に生えているようなゴツゴツとした巨岩が伸びており、両側が切れ落ち、緊張と恐怖が走りました。 武田リーダーが速やかにロープを出してくださり、安全を確保した上で、大きなガバもあるから、高度感はあるけど慎重に進めば大丈夫とアドバイスをくださいました。 恐怖に飲み込まれないように、何度も落ち着け、落ち着け、と自分に言い聞かせ進みました。 そんな恐怖に震える私とは裏腹に後方の塚本さんは、デェデェン、デェデェン、とゴジラのテーマソングを歌いながら余裕で進みます。
そしてゴジラの背の最後は、数十メートルのロープでの懸垂下降。 武田リーダー、小西さんと手際よく降りて行かれ、いざ私の番。 かんざし岩で何度も練習したのに、一月経つと、自分でも驚くほど忘れている。 テキパキとロープをビレイ器にセットし颯爽と降下をイメージしていたのですが、陽子さんに呆れられながら、まるで初めての人かのように丁寧に指導を受け、ロボットのようなぎこちない動きでなんとか下降。なんとも情けない。
ゴジラの背を抜けると急勾配の岩場を赤い屋根の北穂高山荘を目標に登り、北穂高山頂へ。 「初バリエエーション登頂おめでとう」 と西本会長に握手をしていただきましたが、嬉しさ半分、課題だらけで後ろめたい気持ち半分💦 楽しくもたくさんの課題の残る山行となりました。
北穂高の山頂で、上田リーダーチームと合流し、参加者全員で記念撮影。 山頂から見た、槍ヶ岳へ伸びる稜線が実に美しく、いつかはあの稜線を歩いてみたい!! と次なる目標もできました。

はじめての岳友での夏合宿。 言葉にできないほどに楽しく、忘れることのできない美しい景色を堪能した三日間になりました。 小西さんにエスコートしていただき憧れのジャンダルムに立てたり、上高地に下山途中、山小屋コンサートに向かうリピート山中さんにお出会いし、加藤文太郎の歌を歌っていただくという嬉しいおまけ付き。
岳友のみなさん、仲間にくわえていただき本当にありがとうございました。 楽しい旅の企画、安全登山のご指導いただきありがとうございました。
追伸 夕焼けに染まる涸沢カールを眺めながら飲んだコーヒーは本当に美味しかった。
藤永より
会の夏山合宿に参加させていただきました。 初めての山域、初めてのテント泊
day1
18日5時半ごろ上高地バスターミナルを出発 ベース地の涸沢へトレーニングの成果を発揮し、最後尾を必死で歩きました。 涸沢に着いた時には先行チームの皆さんがすでにテント設営 役立たずで申し訳ない🙏 まずは、ここまでの健闘に乾杯🍻 夕刻、雨がパラパラと降りましたが小雨程度でした。 明日に備え18時ごろに消灯。
day2
3時起床、4時山行開始。 東稜バリエーションチーム7名 一般道チーム7名に分かれて北穂を目指します。 バリエーションチームで今日も最後尾を必死で歩きます。ゴジラの背からの眺めは最高でした🎶なんと北穂手前100mくらいで一般道に紛れ込んでしまい、バリエーションルートincompleteとなってしまいました💦北穂で集合写真🤳そこから涸沢岳へ。ここも最後尾を必死で歩きます。涸沢岳でかんちゃんが待っていてくれて嬉しかったぁ🫶先行チームはジャン組、奥穂組、ベース下山組に分かれたとか… 最後尾ながらかんちゃん、えっちゃん、そーんと四人で穂高山荘で腹ごしらえしてから奥穂を目指しました。奥穂から見たジャンは、またいつか歩きたいと思います。
day3
せっかちな3Gたちが予定時間より早く行動を始め、一番天気の良かった朝に三日間の余韻に浸る間もなく朝食、片付け、準備を済ませ下山となりました。 事前のトレーニングから計画、精算までそれぞれがしっかりと役割を果たしておられる姿は、大変勉強になりました。リーダーとは…?この山行を晴れにしてくれた誰かもそんなことを考えながら一人で歩いていましたが、大勢での山行を楽しみながらも、頼もしい2名のリーダーの後姿から学ぶものもたくさんあり、有意義な合宿となりました。 会の皆さんに感謝です! この会に入って良かった👍
曽根より
1日目
朝5時、朝焼けに染まる上高地を出発しました。360度どこ見ても山だらけという景色がとても新鮮でした。上高地から6時間ほど歩き、ちょうど12時ごろ涸沢ヒュッテに到着。その日は着いてからあいにくの雨。各々のテントで就寝までの時間を過ごすことになりました。僕は吉田さん、金田さん、上田さんと同じテントで過ごし色々山の話や装備の話を聞かせていただきました。午後5時、小腹が空いたので少し早めの夕ご飯。なんと僕以外みんなカレー🍛あまりに美味しそうだったので来年は僕も無印でカレー買ってこようと思います。
2日目
朝4時、普段起きないような時間でしたがこの日だけはすっきり起床できました。今日は北穂高を一般ルートで登る日です。余裕があれば涸沢岳まで行く予定でしたが天気が崩れる可能性があるので様子見ながらという感じで。日の出前はとても涼しく歩いていて気持ちよかったのですが、太陽が出てくると日差しが強く皮膚が焼けるような感じがしました。そこからしばらく歩き標高3000m付近でライチョウの親子に遭遇。鴨を少しモフモフにしたような見た目でとても可愛いく癒されました。そして程なくして北穂山頂に到着しました。ゴジラの背グループも同じぐらいのタイミングで到着していたようです。山頂でみんなで記念撮影。そのとき時刻はまだお昼前ということでとりあえず涸沢岳あたりまで登ろうかという話に。さあいくぞと出発したはいいものの北穂から涸沢岳の途中の道が高度感があり、やけに怖く中々前に進めませんでした。他の人の3倍程度の時間をかけのそのそ進んで行きました。涸沢岳の登りも怖かったですが、これはアスレチックのようで面白かったです。そして小一時間登り涸沢岳登頂。時間は午後1時くらい。そこからまだもう少し時間があるということで奥穂高に登らせてもらいました。メンバーは金田さんと塚本さんと藤永さんと僕。最初からハシゴあり、鎖場ありで息がとても上がりました。でも道自体は短く程なくして山頂に到着しました。山頂からはジャンダルムが見えました。細く切り立った岩場と落ちたら確実に死ぬだろう高度感。まだまだ今の実力では厳しいけど3年後くらいには登りたいと思います。そして奥穂高山荘まで下山。先に登りおえていた武田さんと合流し一緒に下山することになりました。下り始めてすぐ左足が痺れ始めました。このとき時刻は午後2時。朝4時から登り始めて10時間ほど経っていました。普段ここまで長く歩いたことはなかったのでかなりばててしまいました。あまりにふらつくものだったのでこりゃダメだとなり武田さんに荷物を持っていただきました。それでもまだふらつく足。武田さんに湿布、塚本さんにアミノバイタルをいただいてなんとか歩けるように。必死で歩いて涸沢ヒュッテに着いたのはもう薄暗くなりつつある午後5時ごろでした。帰ったら皆さんご飯を待っていただいてて嬉しいやら申し訳ないやら複雑な気持ちが込み上げてきました。
3日目
この日は涸沢ヒュッテから下山する日です。足の痛みは多少あるものこの日はスムーズに進んで行きました。途中にある明神館であの有名人のリピート山中さんに会いました。みんなで加藤文太郎さんの歌を聞かせてもらいました。とてもよく響くお声で心安らぎました。そこからは民輪さんの提案で岳沢湿原の見える右岸ルートを通ることに。文字通り地上の楽園のような場所でどこまでも水が透き通って見える美しい場所でした。そこから程なくして上高地に到着。
課題に感じる部分は多いながらも非常に満足のいく山行でした。今年は下山でバテて武田さんに荷物を持っていただきましたが、来年は僕が誰かの荷物を持つ側になれるように一年頑張って行きたいと思います。そして来年また皆さんと一緒にアルプスに登りに行きたいです! 今回、会計から山行の細やかなサポートに至るまで本当に色々とお世話になりました。ありがとうございました🙇♀️
