- 公開日時
- 2026/05/02 23:18
- カテゴリ
- 一般登山
残雪を求めて百名山2座登頂、焼岳&高妻山
- 場所
- 北アルプス 焼岳・戸隠 高妻山
- 日程
- 2026年4月28日 〜 2026年4月29日
- メンバー
- 塚本
個人山行ですが、4/28、4/29で百名山2座、焼岳と高妻山に登頂してきました。 2座登って、トータル75座。ようやく4分の3に到達しました。
4/28(火)焼岳
朝5時50分、新中の湯登山口から出発。いいお天気。少し肌寒いけどすぐ暑くなる。
残雪期は迷いやすい(私)ということを念頭に何度もヤマップを見ながら進む。それでもすぐに踏み跡を見失い、なぜか追い抜いたと思ったご夫婦の後ろにいる始末。樹林を抜けると、焼岳の姿がようやく現れる。
谷は落石の恐れがあるから避け、南峰に向かう尾根に上がる。尾根からは先週行った乗鞍岳がきれいに見える。まだまだ雪は十分にあってスキーができそうだ。尾根の上にはもう雪がなく、夏道を歩いて南峰へ。その後、南峰から直接北峰に向かうルートは岩峰を降りることになるのだけれど、普段ならなんていうことのない岩のクライムダウンも冬靴だと足がうまく置けず、ちょっと怖い。
冬靴で岩を登る練習が必要なのがよくわかった。南峰と北峰の間のところに噴煙が勢いよく出ていて硫黄のにおいがすごい。北峰からは南に乗鞍、北には笠ヶ岳から穂高の山々、奥には立山連峰まで見渡せ、北アルプスオールスターズが拝めた。少しかすんではいるけれど、風もなく過ごしやすいので、しばし休憩し、抜きつ抜かれつしたご夫妻と談笑しながら、北アルプスの山々を眺める。
山に行けば行くほど山を好きになるのは、登った山や眺めた山、登ろうと思っている山などにいろんな想いや思い出が増えていって、より特別なものになっていくからなんだろうなと思った。行きと同様帰りもアイゼンなしで、少し緩んだ雪の上を踏み抜きに気を付けながら降りる。下山11時50分。中の湯に入って移動。
4/29(水)高妻山
朝5時15分、戸隠キャンプ場をスタート。
牧歌的なキャンプ場内を通り、登山口へ。この日の天気は薄曇り。朝方まで雨が降っていたので、川の水は多め。天気のせいもあるけれど、昨日よりひんやりとしていて、歩き始めは手足が凍えた。視界が開けたところで妙高火打がきれいに並んで見える。途中イワカガミやショウジョウバカマが咲いていた。高妻山の前衛、五地蔵山までは雪はほぼなし。五地蔵山からは少し下り、それから片側が雪の斜面となっている稜線を夏道と交互に歩いていく。登りの傾斜がきつくなる前にアイゼンを装着し、ストックからピッケルに持ち替える。この最後の急登は滑落事故などがあって危険らしいので、慎重にアイゼンとピッケルをしっかりきかせながら登る。
雪の急登を登りきると石がゴロゴロとした稜線を歩いて山頂へ。山頂到着時はもう雲がかかっていたのだけれど、なんとなく白馬連峰が望めた。山頂到着10時半。風はなく、過ごしやすかったので30分ほど休憩。結構ヘロヘロだったけれど、山頂からの下りで体力がだいぶ回復したので、五地蔵山に着いたとき、来た道ではなく、一不動避難小屋の方に回ってみようかという考えが浮かび、実行に移す。避難小屋までの稜線からは、登った山の稜線の連なりが見え、こっちのルートにしてよかったなぁと思う。しかし避難小屋から下は想像より厳しく、少し後悔。谷を降りるため、上部は急な雪渓がまだ残っていて、また同時に雪解け水で沢もあり、雪や滑る石に気を付けながら沢を歩いた。何度も登山道?と思ったけれど、「登山道」とでかでか書かれた標識と鎖があるので、認めざるを得ない。
滑った岩のトラバースがあったけれど、鎖がなかったらちょっと怖くて渡れなかったかも。山頂直下の急登より厳しいと思った。傾斜がゆるくなると、少し緊張が解けた。水量の多い渡渉が何度もあり、ドロドロだった冬靴がきれいになった。迷うことなく牧場入り口にたどり着いたときは本当にホッとした。
下山、16時、へとへとになって冒険終了。キャンプ場の桜が満開できれいでした。