冬山合宿の下見を兼ねて木曽駒ヶ岳クラシックルート

しぶとい秋雨前線による悪天候を覚悟で木曽駒ヶ岳クラシックルートへ。 桂小場登山口からロープウェイを使わずに木曽駒ヶ岳を往復しました。

今回は年末山行の下見を兼ねて来ました。桂小場までの道は街から近く、冬も問題なさそう。ここから尾根までは単調な樹林帯をひたすら登ります。冬の重荷は楽しいでしょうね(笑)途中の避難小屋は携帯トイレブースもあるきれいな小屋でした。 将棋頭山付近から木曽駒ヶ岳までの道は、冬は吹きっさらし、馬の背の岩稜帯は天気次第では厳しい道のりになりそうです。

天気予報では山頂は気温0°C、風速17mで、手の指の感覚が無くなるくらい寒かったですが、こんな日はライチョウとよく出会います。登りだけで九羽。千畳敷からの道では出会ったことが有りませんでしたが、登山者を避けてこちらにあつまっているのかな? ほとんど冬羽に衣替えした雷鳥たちが、あまりの強風に岩陰に隠れて風を避けている姿に、頑張れとエールを贈りたくなりました。

帰路に西駒山荘に立ち寄り、冬季小屋を確認しました。石造りのしっかりした造り、中は板の間で15人くらいは泊まれそう。小屋の周囲は風の通り道の様なので、冬季小屋はありがたいですね。

桂小場登山口(4:55)-大樽避難小屋(6:43-6:56)-将棋頭山(8:51-9:00)-木曽駒ヶ岳(10:44-10:58)-西駒山荘(12:28-12:34)-大樽避難小屋(13:50-14:01)-桂小場登山口(15:17)