
- 公開日時
- 2025/06/21 08:35
- カテゴリ
- トレーニング
七種山 歩荷トレーニング
- 場所
- 兵庫県 七種山
- 日程
- 2025年6月15日
- メンバー
- 西本Y、塚本、杉田、河岸、森、桑名、金田
実は七種山はしんどい山&山蛭の住む山なので今まで避けていた自分がいます。 岳友の歩荷トレはいつも七種山なのでいつか行く日が来るんだろうなと覚悟はしてましたが…(T-T)
当日は雨が思ったより遅くまで残りそうでワンチャン中止か?なんて淡い期待も抱きましたが出発する頃にはあがり残念ながら予定どおり開催(笑) 昔と違って体力も付いてるはずなので思ってるより楽かも!という思いは多少あったのは事実です。
ルートは七種槍→七種山→薬師峰の周回ルート。 荷物は暑い季節なので10キロ程度、水分はアクエリ2本と凍らせた水、前日宴会で飲むつもりだったウーロン茶2Lがあったのでウェイト代わりに積んで準備万端。 乗っけから急登で肌にまとわりつく湿気のせいもあり稜線に出る頃には予定どおり汗だくに…。 幸い風が冷たかったので皆で「今日は来て正解だったね!」なんて言いながら稜線を気持ち良く歩きました。
奥山過ぎたところでプチトラブル。 登山道にお金が落ちてないかと下ばかり見て歩いていた塚本さんが顔高さ位置に横向きに生えた木に顔面激突!! 左目がお岩さんみたいになり痛そうだったので少し休憩&患部を氷で冷やします。 その間にリカさんが歩くの遅いからと一人進んでいくのを追いかけ2人で七種槍を目指します。 皆に追い付かれるかと思っていましたが追いつかれる前に七種槍に到着。 皆を待つ間に行動食としておにぎりを食べ、そろそろ来る頃かな?と思って上から覗いてみると一際輝くスギちゃんの頭が見えたのでゆっくり座って皆の到着を待ちます。 ところが…待てども暮らせども上がって来ない…。 これはおかしい!と思いスギちゃんの名前を叫ぶと下の方から返事が! 七種槍山頂で待っていると思わず山頂をスルーして先に進んでたようで、気付かず声を掛けなかったら危うく置いて行かれるところでした(-_-
皆と無事再会し七種山までの急登に向かいます。 過去の記憶ではこの急登がキツくて山頂でヘロヘロになっていたのでですが今回は…やはりしんどかったです…(T-T)
その後七種山の山頂で昼食、リカさんは病み上がりという事でここから下山、付き添いに河岸さんが一緒に下りてくれる事に。 河岸さんには「リカさん見送ってから逆ルートから登って合流してね!」という無茶振りをして別れます。
このあたりから蛭が出始めます。 急に塚本さんが「服の中に何かおる!」泣きそうな声で叫び出し、ウインドシェルを脱いで確認すると二の腕に蛭の噛みあとが! この後、自分の身体にも蛭が付いてるんじゃないかとモゾモゾしながら未知の領域である薬師峰を目指します。
色々と弱気な事を書きましたが実はここまでは余裕だったんです。 でも周回ルートに入った途端に急に足が重くなりふくらはぎ、太ももが攣りそうに…。 繰り返すアップダウンに段々と足が動かなくなり何度か休憩をもらいます。 行動食も尽きていたので陽子さんからアンパン2つ、塚本さんから芋羊羹、その他お菓子をもらい栄養を補給します。 スギちゃんからはツムラの漢方68番をもらいました。 でも思ったように足が回復せずヘロヘロになりながらも薬師峰に到着。
残すは下りのみだったのですが下りで踏ん張ったら足が攣りそうになるくらいの状態。 何度も小休憩を挟みながらゆっくりゆっくり下りていたのですが途中ふと気付きます。 足が動かなくなったのはアクエリがなくなった七種山を越えたあたりから。 そこからは焼肉用に準備したウーロン茶を水分代わりに飲んでたのですが、飲んでも飲んでも逆に喉が渇く、体が潤わないといった感覚がありました。 そうです、塩分不足です…。
それに気付いた時に陽子さんから塩飴の恵みが! 飴を舐めたらあら不思議!あれだけ攣りそうだった足が少し回復! 少し下りる速度が速くなりましたがそれも続かず…皆に遅れながらゆっくり無理せず無事下山!!
七種山はしんどい山だという記憶に上塗り、やっぱりしんどい山でした(笑)
本日の教訓
- 木で顔面打ったら痛い!
- 登山の水分にお茶はダメ!利尿作用があり逆に脱水症状になるそうです
- 行動色はしっかり持って行こう!今回のようなハードな山行はエネルギー補給が大切ですね
- 緊急用にツムラ68番と塩飴は持っておこう!
- 蛭は自分の血を吸わせて育てたら愛着が沸く!これで蛭は怖くなくなりますね!!
余談ですが最近長距離を歩くと毎回右足の裏、土踏まずの筋が痛くなって思ったように歩けなくなります…。 塚本さんに言われて調べたら足底筋膜炎のようです…。 何か良い対策があればアドバイス頂けると嬉しいです(T-T)