22日
移動日
23日
富士宮登山口より雲海を見下ろしながらシートラーゲンで登山。登山道は8合目から雪道だが、アイゼン無しでも登れる。横の雪渓は6合5勺まで滑れそう。
お鉢に到着した時には視界良好だったが、剣ヶ峰への移動中にガス発生。待っても晴れそうにないので、真っ白な噴火口の中へ滑走、気分最高。凍結もしておらず、エッジがしっかり効いて快適に滑れます。楽しんだ後は苦難の登り返し。少しルートミスして、急斜面を登り岩稜帯を超える。途中アイゼン装着。
そして今度は裾野を滑走。雲海が切れて、富士市の街と駿河湾を見下ろしながら爽快に滑る。もう気持ち良すぎ。8合目までは登山道の東側、一旦シートラーゲンして7合5勺から西側の斜面を滑り、6合5勺まで滑走。かなり滑り応えがあり、また絶好のコンディションで楽しめました。
YAMAPの記録
24日
起床してから須走登山口まで移動、6時出発。まぼろしの滝から沢道を直登。
3,100mぐらいからアイゼン装着で雪渓を直登。まぼろしの滝から一直線に山頂へ歩いたが、かなりキツかった。
最初からずっと山頂が見えているが、山頂が一向に近づいてこない感覚。
高山病のせいか、寝不足のせいか、歩荷練習不足のせいなのかわかりませんが、僕はバテまくりで、大きく遅れてゼーゼーいいながらなんとかお鉢へ到着し、スキー装着。
この日は曇ったり時々晴れたりの天気でしたが、滑走時は視界良好。眼下に自衛隊演習場と山中湖、向こうに相模湾、右手に駿河湾を眺め、背中に青空を背負って滑走です。
そして雪質は滑りやすく、雪渓は広く、最高の気分。3,400mで須走口登山道の横の雪渓までトラバースし、7合目2,900mまで滑走。
そして7合目でスキーを外して靴を履き替えていると雨。
しかし、早く梅雨入りしてしまった中、よくここまでいい天気が持ってくれたものだ。この後はいくら降ってくれてもOK。濡れながら1,950mの須走5合目駐車場まで歩いていきました。
YAMAPの記録
25日
4:30出発。
福井県大野市まで下道で、富士山、甲斐駒、八ヶ岳、木曽駒、仙丈ケ岳、御岳、などを眺めながらロングドライブ。
大野で荒島岳を眺めて、来シーズンは滑りにいきたいなぁと思う。
僕たちが前日にお鉢を滑ったシュプールがはっきり見えます。
こうやって見ると結構な急斜面。滑走した右側の岩の下で雪が切れててゾッとする。