秋の4連休は源次郎尾根から剱岳へ行ってきました。
19日深夜に立山駅に到着。2日目ということもあってか、駅近くの駐車場はすでにいっぱい。
仕方がないので、川沿いの駐車場まで車を移動し仮眠。
5時に起床しチケット売り場に行くも、すでに多くの行列ができている。
1時間ほど並んで、取れたチケットは7:50でした。
室堂出発9時。途中の雷鳥沢キャンプ場にはすでに多くのテントが並んでいた。
剱御前への上りは後藤さんが先頭。遅すぎず、早すぎずの疲れのたまらない絶妙なスピードで休憩することなく一気に剱御前小屋まで。
剣沢キャンプ場も多くのテントが並んでおり、なかなかいい場所が見つからなかったが、ここ空きますよと声をかけていただいて、いい場所を確保。
声をかけていただいた方、ありがとうございました。
今回はコロナ禍ということもあったので、グループテントではなく、小型テントで2人ずつ。周りもほぼそんな感じでした。
昼食を取った後、時間もあったので、井口、尾國、上田Aの3人で取り付きを偵察に行くことに。
例年に比べて雪渓上に雪がなく、夏道をひたすら進んで取り付き付近まで。
上部にしっかりした踏み跡は見えたが、遠目ではそこまでの道のりが不明瞭。ギリギリまで近寄って下部のケルンと登り跡を発見。
大体の目星もついたので、テントへ戻るも、これが意外と長かった、、、
2日目は4時起床。
出発の準備をしていると、尾國さんが昨日の下見で膝を痛めたとのことで登頂断念の連絡。5人で頂上を目指すことになる。
取り付きで2パーティが先行するも、悪い足場にてこずっているようで、先を譲ってもらう。
最初の岩場に到着すると、さらに数パーティがおり渋滞中。
2つめの岩場は下が切れ落ちておりでかぶり気味。
ロープを出しているパーティもあったが、以降の時間を考えてエイドを利用しクリア。
その後は高度感はあるものの、難しい箇所もなく、懸垂もこなし、12時過ぎ頂上に到着。
大休憩を取ったあとは一般道を下りるだけも、核心はここから。カニの横ばいなど要所要所で大渋滞に捕まり、結局テントに戻ったのは16:30でした。
テン場に戻って、後発の戸田さん含めみんなで祝杯をあげるも、寒過ぎて外にはおれず、早々に切り上げ就寝。
3日は消化試合にするのももったいないということで、井口さんは立山三山を経由して、上田Mと上田Aは奥大日岳を往復し、
そのまま下りた3人と、12時過ぎ室堂で合流し帰途につきました。
全員で登頂とはいきませんでしたが、天候にも恵まれ、充実した山行でした。