昨年、悪天で行けなかった北岳を今年、再挑戦してきました。
駐車場で少し仮眠をとった後、6:00 奈良田駐車場をスタート。最初の難関、開運隧道ゲートを越えた後はあるき沢橋登山口まで 12km の林道を歩く。
年末とは思えない暖かさで、みんなシェルも脱いだまま、汗だくになりながら、約 3 時間かけてあるき沢橋登山口に到着。
登山口では先行登山者がちょうど登りかけていたので、休憩がてら眺めていると、新雪で足元が悪くなった急登をしんどそうに登っている。
ここまで長い長い林道を延々と歩いてきたのに、これからあれを登るのかと少し気が滅入るが、気を取り直して我々もあとに続く。
急登を登りきり、傾斜が緩んできてほどなくしたら目の前に池山小屋が見えてきた。
寝不足、長い林道、急登ということもあって、今日はここで幕営しようかと悩むも、明日以降の行程を考えて、行けるところまで行くことに。
でも、距離はそんなに伸びず 2270m 地点で 1 日目の行程は終了。
テント設営後は、銘々で持ってきたお酒で乾杯し、次の日に備えて早々に夕食をとって就寝。
2 日目 3:30 に起床。5:00 暗闇の中ヘッドランプをつけて行動開始。
途中の砂払あたりでちょうど夜明けを迎え、振り返ると雲海に浮かぶ富士山の向こうから登ってくる日の出にみんなのテンション MAX。
難所の八本歯のコルも難なく通過し、11 時前に山頂到着。
抜けるような青空のもと、富士山をはじめ、日本を代表する山々の景色にみんな感激。記念写真を撮りあって名残惜しみながら下山開始。
15 時前に幕営地に到着、みんなで登頂の祝杯をあげ、2 日間の疲れも手伝って、この日も早々に就寝。
3 日目、夜明けを待って行動開始。
後は消化試合も、新雪の下に隠れた氷に足元を取られたり、降っていた雪は雨に変わりで、ヘトヘトになりながらのゴールでした。
獲得標高 3000m 以上、水平距離 50km 弱、みなさんおつかれさまでした。