そろそろ出雲岩に照準を合わせなければなどと思い前哨戦のつもりで三峰岳を計画していましたがメンバーが私達だけだったので 田路さんが出雲岩に行こうと。
私にはまだ早い、ピンが信用出来ん等とぐずってましたが ついつい行ってしまった。
出雲岩に着きルートを確認する。
トップでは無理、セカンドでも登れるか? 登れんやろなー みたいな気分。ぐずっていると
『ほな わしがトップ行こか』と親分
ビレイしている私は支点が崩壊しないかとヒヤヒヤ。
空中にはダイヤモンドダストが舞っている。
ビレイ中アプローチシューズを履いていたが 寒さで足指が痛い。手の指先も痛い。
田路さんが 1 ピッチ目終了点(本当の終了点はもう少し先らしい)に着いた。
セカンドで私 気合いで庇の中間まで登るが この庇 勝手が分からない。
傾斜の緩いハングなら片足巻きこんで もう片足は岩を蹴れるので レスト姿勢が取れるが『休みながら登ってこい』と上から指示されるが 上手くレスト出来ないので
腕のカラータイマーが鳴り始めている。もうアカン。
庇の先からヌンチャク 3 本を残して下して貰った。
ヌンチャク 3 本は、ロワーダウンしてくる田路さんに回収劇を行ってもらって無事手元に戻った。