快晴のなか、極楽平から宝剣岳、木曽駒を縦走、僅か二時間で木曽駒に着いたため濃ヶ池に向かいました。登山道は雪で埋まり急斜面のトラバースに宝の持ち腐れだったアイゼン、ピッケルも大活躍、シーズン最後の雪を楽しみました。
この時期登山者は少なく静かな宝剣岳を楽しめます。
下山時に唯一出会った登山者は、こんな偶然があるのかとびっくり。同じ姫路からの単独男性でした。
八合目から濃が池経由・宝剣山荘に向かうルートは残雪豊富で登山道はわかりませんでした。固い雪の上に数日前に降った雪が薄っすら積もっていました。
ここまでは壺足行動でしたが、滑落の危険があったのでアイゼン、ピッケルを使い慎重に進みました。
長い雪の急斜面のトラバースで右足ふくらはぎが悲鳴をあげました。トラバースの後の急登も終わりもうすぐ宝剣山荘。
今年最後の雪山を堪能できる好ルートでした。