八方尾根から唐松岳を往復しました。
24日はゴンドラ・リフトを乗り継ぎ八方池山荘から登山開始。
曇り空の中、好転の天気予報に期待して八方池まで登り、大石さんの慰霊碑にお参りした後、近くの八方池の上にテント設営しました。
降雪直後のふわふわの雪を踏み固めてテント設営、ブロックを積む練習中
テントの中で山の話や山岳会の活動のことなど話した後就寝。
夜間よりさらに強まった風が一晩中吹き荒れ、風の音とテントを押しつぶそうとする雪に再三目が覚めたメンバーもいたようです。
25日は朝になっても止まない強風の中、雪で埋もれたテントから這い出して出発しました。
トレースが消えワカンをつけても膝、時には股までの雪の中を、他パーティと協力して進みました。
ようやくたどり着いた山荘横で強風を避けて昼食の後、山頂に向けて出発。
ガスで周囲が見えない中登山道を見つけて唐松岳の山頂に着いた途端に雲が切れ、遠くは富士山まで360度の大パノラマでした。
後方に見えるのは剱岳です。
下山時には登山時の強風が嘘のような穏やかな天気に変わり、次々に登ってくる山スキーやスノーシューの登山者でしっかりとしたトレースがついていました。
ようやくテントに戻ると朝出発時に掘り起こしたテントは再び雪に埋もれていました。
下りの最終リフトの時間に間に合うよう、休む間もなくテントを掘り起こし撤収し下山しました。
12/24 八方池山荘(10:40)-(12:50)八方池でテント設営
12/25 テント(6:40)-(11:05)唐松岳山頂(11:15)-(13:00)テント(13:45)-(14:30)八方池山荘